クリルオイルを薬剤師が徹底解説!!女性の健康とクリルオイル ― 更年期との関係

薬剤師のとだ先生

こんにちは、薬剤師のとだです。

更年期って、ほてりや寝汗だけじゃなくて、気分のゆらぎや疲れやすさ、なんとなく整わない感じまで重なりやすい時期ですよね。
こういう時期はホルモンだけでなく、脂質バランスや炎症の状態も一緒に見ていくことが大切です。

今回は、更年期世代とクリルオイルの関係を、できるだけ分かりやすく見ていきます。

1.更年期は、気分・脂質・炎症のバランスが揺らぎやすい時期

2.オメガ3は、その乱れを整える栄養素として注目

3.クリルオイルは、更年期世代の体調管理を支える脂質の選択肢

目次

更年期とはどんな時期か

更年期は、卵巣機能の低下にともなって女性ホルモンが大きく変動する時期です。
その結果、ほてり、寝汗、気分の落ち込み、睡眠の質の低下、脂質代謝の変化など、心身にさまざまな影響が出やすくなります。
特にこの時期は、ホルモン変化だけでなく、炎症バランスや血中脂質の変化も重なりやすいことが指摘されています(※1、※2)。

つまり、更年期の不調を考えるときは、ホルモンだけを見るのではなく、脂質と炎症の土台まで含めて考える視点が大事になります。

更年期とオメガ3の関係

オメガ3脂肪酸は、気分、認知、脂質代謝、炎症バランスといった、更年期世代が気になりやすい領域で研究されています。


レビューでは、オメガ3が更年期前後の気分や認知のサポートに関与する可能性が示されており(※1)、周閉経期の抑うつや血管運動症状に対して改善の可能性を示した研究もあります(※3)。また、女性を対象にした研究全体でも、オメガ3摂取が脂質代謝や炎症の面でプラスに働く可能性が整理されています(※2)。

要するに、更年期世代にとってオメガ3は、気分・脂質・炎症のゆらぎを支える栄養素として考えやすい存在です。

更年期世代にクリルオイルが向いている理由

ここで注目したいのが、クリルオイルの“形”です。
クリルオイルは、DHA・EPAをリン脂質型で含むことが特徴で、一般的な魚油とは少し違う体へのなじみ方が期待されています(※4)。

さらに、クリルオイルには天然のアスタキサンチンが含まれています。

更年期世代では、炎症だけでなく酸化ストレスの影響も意識したい時期なので、オメガ3と抗酸化成分を一緒に摂れることは大きな魅力です(※5)。

更年期世代にとってクリルオイルは、
・ 気分のゆらぎ
・ 脂質バランス
・ 炎症
・ 酸化ストレス
といった複数のテーマをまとめて考えやすい脂質素材です。

更年期を前向きに乗り切るには、症状が出てから対処するだけでなく、日々の体調の土台を整えることが大切です。
その視点で見ると、クリルオイルは更年期世代と相性の良い選択肢と言えるでしょう。

参考論文

※1 Decandia D, et al. n-3 PUFA Improve Emotion and Cognition during Menopause: A Systematic Review. Nutrients. 2022.
※2 Iqbal AZ, et al. Effects of Omega-3 Polyunsaturated Fatty Acids Intake on Women’s Health Outcomes. 2023.
※3 Freeman MP, et al. Omega-3 fatty acids for major depressive disorder associated with the menopausal transition. 2011.
※4 Attri N, et al. Health promoting benefits of krill oil. 2024.
※5 Huang H, et al. Clinical effectiveness of krill oil supplementation on cardiovascular and metabolic risk factors. 2023.


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